更年期相談

まずはセルフチェック!

日本人女性の平均寿命は83歳。平均的な閉経年齢は50歳前後といわれていますから、その後の約30年、つまり人生の約三分の一は閉経後ということになります。ちょうど閉経を境に私たち女性が避けて通ることのできない問題の一つです。

症状点数
1.顔がほてる 10 6 3 3  
2.汗をかきやすい 10 6 3 0  
3.腰や手足が冷えやすい 14 9 5 0  
4.息切れ、動悸がする 12 8 4 0  
5.寝つきが悪い、眠りが浅い 14 9 5 0  
6.怒りやすく、イライラする 12 8 4 0  
7.くよくよしたり、憂鬱になる 7 5 3 0  
8.頭痛やめまい、吐き気がよくある 7 5 3 0  
9.疲れやすい 7 4 2 0  
10.肩こり、腰痛、手足痛がある 7 5 3 0  
  合計点  

※更年期指数の自己採点の評価表

0~25点・・・・異常なし
26~50点・・・・食事、運動に注意
51~65点・・・・更年期、閉経外来を受診
66~80点・・・・長期の計画的な治療
81~100点・・・・各科の精密検査、長期の計画的な対応

特に知っておきたい症状と障害

<動脈硬化>
女性ホルモンは私たちの血管を若々しく保つことに貢献してきました。血液中のいわゆる悪玉コレステロールを増加させたり、また、血管壁が硬く老化することを抑えていました。閉経後はこうした動きが失われるので、高脂血症や動脈硬化が起きやすい状況になります。

更年期に目立って増えてくる狭心症や心筋梗塞、脳血管の障害など心血管性の疾患を防ぐために更年期以降の体の変化を理解しておきましょう。

それには・・・・

■1年に1回~2回定期的な健康診査を受けましょう。検査装置はこちら
■健康診査の結果を受けて、具体的な改善策を実行しましょう。
■栄養バランスに注意し、肥満を避けましょう。
■ストレスは血管を緊張させ、血流を妨げるもとになるので、上手に解消しましょう。

<骨粗鬆症>
骨の形成と吸収のバランスに重要な働きかけをしていた女性ホルモンが、更年期・閉経期に急速に減少してくると、骨粗鬆症の発生は急増してきます。骨からカルシウムやリンが抜け、スが入ったようにスカスカの状態になり、病状が進むと腰や背中の痛み、だるさを感じます。

特に更年期までに十分な骨量の蓄えがない女性では、閉経後に急激に骨量が減少して骨折の危険性が大きくなります。なるべく早く骨量の測定を受けて、骨の状態を知っておきましょう。

それには・・・・

■骨量の測定結果をもとに、積極的に骨粗鬆症の予防に取り組みましょう。
■カルシウムやビタミンDの多い食品を摂取するのもひとつの方法です。
■外へ出て歩きましょう。歩く目標は1日20分、週2~3回、汗をかく程度が目安。
運動は体の機能を活発にして、筋肉や骨を丈夫にします。

ホルモン補充療法について

エストロゲンは血管や肌の若さを保ったり、骨を丈夫にしていたりしたのでこれが減るとさぁ大変。コレステロールが高くなったり、肌のつやや弾力がなくなったり、骨がもろくなってしまうことがあります。

そこで減ってしまった女性ホルモンを少し補ってあげるのがホルモン補充療法と呼ばれるものです。

ちょうど肌が乾燥したら美容液を塗って水分を補うように足りなくなってきたホルモンを充填するということですね。このHRTに使われるお薬はピルとは別の薬で女性ホルモンの量もさらに少ないものです。
更年期を過ぎてもまだまだ若々しく元気に過ごすためにこんな方法も知っておくと安心ですね!